7月27~29日 第1次中国選抜面接の報告

7月27~29日 第1次中国選抜面接の報告

2017年7月30日   

一般社団法人国際介護人材育成事業団

専務理事 小沼


7月27日(木)、第1次中国選抜面接に参加した事業団のメンバーは、福岡、羽田、関西新空港から、上海、北京入りし、その後、各々、上海、北京から、新幹線で南京に集結した。

28日(金)9時45分から、介護教育センター「江蘇邁特望教育培訓中心」にて、1組目の選抜面接を実施。昼食をはさんで15時45分まで、5組の合計17名の候補者の選抜面接を行った。一組の面接時間は45~50分。各候補者からの自己紹介の後、通訳を挟んで、応募動機や日本への期待などの面接となった。

その後、選抜面接に参加した4つの社会福祉法人の代表による、第1次審査で11名を合格とした。次いで、第2次審査を実施し、4名を合格とし、合計15名の内定者決定となった。

威海(ウエハイ)市立派職業中等専門学校(日本語専攻)から応募した3名は、既に日本語決定N3を取得、又、7月に取得予定で、全員が合格。残りは、専門学校や大学で看護や介護を学び、既に看護資格、介護資格を取得した6名を中心に選抜することになった。他にも、小学校、幼稚園の教師など、一定の社会経験を有した人材の応募が今回の特徴で、急速に高齢化が到来し、将来の養老事業の発展を見込んだ、転職と自己のキャリアップのための応募が特徴であった。

日本での研修を終え、母国に帰国した折に、中国社会における養老事業の社会的ポジショニングの向上、日本の介護技能移転の受け皿となる介護事業者がどれだけに誕生しているかが最大の課題となろう。今回の選抜面接の参加者は、以下の通り。