施設訪問 介護付き有料老人ホーム「ロイヤルレジデンス大宮」

施設訪問 介護付き有料老人ホーム「ロイヤルレジデンス大宮」の視察報告

静かな住宅街に築かれ、緑に囲まれたホーム

 

大宮駅からバスで10分。バス停から、若い人も住んでいそうな新しい家や、昔ながらの家が立ち並ぶ静かな住宅街を歩いていると、介護付き有料老人ホーム「ロイヤルレジデンス大宮」が現れた。東武アーバンパークライン(旧東武野田線)の大和田駅からは徒歩でも訪問できるそうだ。田舎過ぎず、都会でもなく、いい場所に建てられている。

ホーム周辺はわりと緑が多いよう。窓からは緑がのぞき、やわらかな日差しを感じることができる。また桜の季節には、敷地内の桜を愛でることもできるそうだ。

必要なケアで分けられたフロア

 

 

ロイヤルレジデンス大宮では、必要なケアに応じて大まかにフロアを分けているという。1階は医療ケア、2階は認知症ケア、3階は軽度要介護向けケア。これによって、入居者の方のストレスは少ない状態が保てる。医療ケア・認知症ケアで症状が重い人と軽度の要介護の方が一緒に暮らすというのは、少し気が重いというのは察しがつく。3階にお住まいでも、必要なケアを必要とするようになれば、建物内で住み替えもできるそうだ。

 

 

そういえば、こちらのホームは“臭いが全く気にならなかった”と後から気が付いた。ホームページで調べたところ、脱臭(オゾン発生)機が居室についているそうだ。目に見えない心遣いを感じる。

 

“看取り”の安心感

2017年度の看取り実績は21名と伺った。最期は結局病院に入院して…なんていうこともよく聞くが、ここでは看取りをしっかりと行っているらしい。看取りが必要な方は1階の居室でケアを受けているそう。1階のフロアは、医療重度の方向けだったので静かではあったが、ご家族が訪問されているなど、和やかな雰囲気を感じることができた。

 

シックな雰囲気の家具・内装、しっかりとした建物

居室備え付けの家具は、カッコいい家具が設えてあった。海外でつくられているそうで、同社の新しい施設ではもっと素敵な家具が導入されているとか。壁紙も室内統一ではなく、柱部分を変えてあったりする。廊下や共有のスペースには、モダンな花やオブジェが飾られていた。

 

 

開設8年となるという同施設。鉄筋コンクリート造3階建てという造りだからか、8年経過したとは思えない雰囲気を感じさせています。

【施設概況】 ロイヤルレジデンス大宮(埼玉県・さいたま市見沼区)
 ・介護付き有料老人ホーム(3階建/80室80名)

  http://syasouken.com/center/oomiya/