2018年度 第1回 理事会の報告

2018年度第1回理事会の報告

2018年6月27日

 第3回定時社員総会に引き続き、6月23日(土)15時15分から、パルシステム連合会2階第2会議室にて、2018年度第1回理事会が執り行われた。

審議事項では、先ず、以下の役員体制を承認可決した。
◇理事長  金澤 剛 (再任)代表理事
◇副理事長 福本 京子(再任)
◇専務理事 小沼 正昭(再任)
 又、第3回定時総会における役員(理事)の上限報酬額の決定(10万円/月)を踏まえ、報酬額と支払い方法を決定した。
  報告事項では、先ず、ミャンマーにおいて、6月10日のNATテストの試験結果が発表され、新たに5名が3級に合格したことが追加して報告された。これで、3級、3級相当合格者は17名となり、残りの3名も7月のJテストで3級相当合格をめざしていることが報告された。
質疑応答を経て、以下のことを確認した。
①当事業団で、今回、ミャンマーからの介護実習生を受入れる6法人は、外国人技能実習機構への提出書類を適宜、更新し、いつでも、迅速に提出出来るように万全を期すこと。この為に、監理団体と事業団事務局は、連携して、実習実施者に対し、必要な支援を行うことを確認した。
②制度開始から、半年以上を経ても、介護職種の認定は2人だけ。当事業団のミャンマーでの実践は、他に先んじた好モデルで、現状の閉塞状況を打破するために、もっと、社会的な発信を強め、世論の関心を高めることを確認した。この為に、メディア対策、社会貢献のための各種助成金制度の活用、両政府へのロビー活用等を検討することを確認した。
③現地の3級又は同相当の合格者は17名となり、入国1年後の日本語要件を既にクリアーシし、『帰国』の不安は解消され、実習に集中できる環境が整った。しかし、この達成に、実習生の経済的な負担も限界に達しており、又、ミャンマー政府の許可が遅れており。介護職で入国できるのか?との不安も高まっている。
 送り出し機関の取り組みに加えて、当事業団として出来ることを整理し、実習生への支援を具体化することを確認した。