2022年度第1回理事会の報告

2022年度第1回理事会の報告

 

第9回定時社員総会に続き、6月18日(土)15時から、2022年度第1回理事会が、理事総数の過半数以上の理事7名全員(WEB出席1名)と監事2名が出席し、開催された。 尚、理事会は、新型コロナウィルスの感染拡大の防止の観点から、実出席の他、各役員並びにオブザーバー9名の職場並びに自宅をつなぐWEB会議システムを用いて実施した。


 理事会は、金澤理事長が議長に就き、出席者の音声が即時に他の出席者に伝わり、出席者が一堂に会するのと同等に適時的確な意見表明が互いにできる状態となっているのを確認した。その後、議長が開会を宣言し、議事に入った。

 

○特別報告1

「介護人材循環は入り口に入りつつある」

  • 理事長より、当事業団が、新しんステージに突入したこと、中長期的な人事計画立案の必要性について特別報告した。

 

○審議事項

第1号議案 代表理事・理事長並びに専務理事の選定の件

議長は、佐藤理事より、議案書に基づき、第1号議案の提案要旨等を説明させ、質疑の後、議場に諮ったところ、以下の選定に、全員異議なく賛成、可決した。

◇ 代表理事・理事長 金澤 剛 (再任)

◇ 専務理事 小沼 正昭(再任)

  • 任期は、選任後2年以内に終了する事業年度のうち最終のものに関する定時社員総会の終結の時までとする。

第2号議案 正社員・賛助社員の入社承認の件

議長は、小沼専務理事より、議案書に基づき、第2号議案の提案要旨等を説明させ、質疑の後、議場に諮ったところ、以下の入社に、全員異議なく賛成、可決した。

◇ 正社員(団体) 社会福祉法人燦生福祉会(理事長 中込 敏):山梨県韮崎市

◇ 賛助社員(団体) 京都介護サービス協同組合(代表理事 吉谷 正紀):京都府京都市

 

第3号議案 役員(理事)の報酬額の決定の件

議長は、佐藤理事より、議案書に基づき、第3号議案の提案要旨等を説明させ、質疑の後、議場に諮ったところ 、全員異議なく賛成、可決した。

 

第4号議案 2022年度理事会運営について

議長は、小沼専務理事より、議案書に基づき、第2回理事会の日程を10月29日(土)に変更した上で、第4号議案の提案要旨等を説明させ、質疑の後、議場に諮ったところ 、全員異議なく賛成、可決した。

 

○一般報告

議長は、議案書に基づき、小沼専務理事並びに佐藤理事より、一括して報告事項を説明さ

せ、質疑を行った。以下のことを確認し、又、報告、要望等を受けた。

  • 2022年度も、新規の受入れ法人の獲得が最大課題であることを共有し、各ブロックでのこの取り組み強化を確認した。又、併行して、長中期的な外国人介護人材の人事計画の立案の必要性を確認した。
  • 7月中旬、第1回プロジェクト会議を開催し、懸案のアンケート調査の実施について検討することを確認した。
  • 会員の第1期生、14名全員が特定技能に移行した。三者による『確認書』の締結をもって、アンダマンエイトによる特定技能外国人に対する、リスク回避の支援業務が実施され、これに伴い、雇用法人の費用負担が発生することを確認した。
  • 実習生面談を3回から2回に変更し、実施時期を2年と2年6か月とすること、又、早期に第2期生との面談を実施することを確認した。
  • アジア開発事業協同組合から、第4期生の入国、配属に伴う、『費用請求書』が届いているが、この間の価格交渉の経過と合意点が無視されており、いったん、支払いを保留し、別途、申し入れを行うことを確認した。
  • 日本語教育(ティダー塾)の開講に伴い、職場の相談ごとや個人的な依頼も増えている。職場の相談ごとは、必要に応じて、各施設責任者に報告し、共に連携し、問題解決にあたることを再確認した。
  • 特定技能に移行した1期生は、入国時に付保した、技能実習生総合保険が切れている。大きな病気、事故遭遇、賠償責任のリスクを考えると、任意に委ねることなく、特定技能外国人総合保険の加入を検討すべきではないか、という指摘を受けた。

 

16時35分、議事審議を終了し、閉会した。

 

以上