2022年度第2回理事会の報告

2022年度第2回理事会の報告

 10月29日(土)14時から、2022年度第2回理事会が、公益財団法人大学コンソ-シアム京都にて、理事総数の過半数以上の理事7名全員(WEB出席2名)と監事2名全員(WEB出席2名)が出席し、開催された。オブザーバーは、実出席者が5名、オンラインシ出席者が10名であった。

 尚、理事会は、新型コロナウィルスの感染拡大の防止の観点から、実出席者と役員4名、オブザーバー10名の職場並びに自宅をつなぐWEB会議システムを用いて実施した。


 理事会は、金澤理事長が議長に就き、出席者の音声が即時に他の出席者に伝わり、出席者が一堂に会するのと同等に適時的確な意見表明が互いにできる状態となっているのを確認した。その後、議長が開会を宣言し、議事に入った。

 

○特別報告1「事業団が取り巻く環境 そして課題」

 理事長より、当事業団が、技能実習制度の破たん、介護の新規就労者は外国人にシフトを踏まえ、今後の受入実習実施機関の事業発展と実習生の将来計画について、意識的に用意したい事項について、特別報告した。

 

○特別報告2「インボイス制度の導入と事業団の対応について」

 専務理事より、2023年10月インボイス制度の導入に対する、基本方針が報告され、各会員がこの提案を持ち帰り、次回の第3回理事会にて、審議することを確認した。

 

○特別報告3「スマートカードと一時帰国」

 専務理事より、ミャンマーの最近の状況を受け、一時帰国は、有効なスマートカードの期限内に実施する基本方針と第1期生への説明会を開催することを確認した。

 

○特別報告4「介護職種以外の登録支援モデル事業へのトライについて」

 専務理事より、介護職種以外の特定技能支援モデル事業へのトライとモデル事業の条件とルールについて報告があり、2023年度からの事業開始を目指すことを確認した。

 

○特別報告5「ミャンマー介護人材のアンケート調査の実施について」

 専務理事より、改めて、実施趣意書と企画書の提案がなされ、全員一致で実施を確認した。プロジェクト会議を発足し、次回理事会に、実施計画の詳細報告を受けることを確認した。

 

○審議事項

第1号議案 賛助社員(団体)の入社承認の件

議長は、専務理事より、議案書に基づき、第1号議案の提案要旨等を説明させ、質疑の後、議場に諮ったところ、以下の入社に、全員異議なく賛成、可決した。

◇ 賛助社員(団体) 協同組合エヌ ケー ユー(代表理事 又賀 良子):東京都港区

 

○一般報告

議長は、議案書に基づき、専務理事並びに各担当理事より、一括して報告事項を説明させ、質疑を行った。以下のことを確認し、又、報告、要望等を受けた。

又、九州ブロック担当理事より、27日、福岡入管による、社会福祉法人寿量会の業務監査と2名の当該就労者に対する、就労状況等を確認するための調査が行われたことが報告された。

・技能実習3号の計画認定はごく僅か。実態としても、実習生からもNGを突き付けられ、制度の見直しが迫られた。事業団の先見性と存在意義をもっと、対外的にアピールを。

・一時帰国の期間について、統一したガイドラインを設けるべきだ。

・技能実習2号から、在留しながら、特定技能に移行した実習生の帰国の旅費、特定技能期間となる、一時帰国の渡航費について、考え方や費用負担の整理を急ぐ必要がある。

・12月のJLPT試験に向けた、11月からの授業と集中講義へのシフト調整等の協力要請があった。又、この間の相談案件からの特記事項と定期面談での課題が補足報告された。

・議長は、その後、議事審議を終了し、16時50分 に閉会を宣言して散会した。

 

以上

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